2012-01-27(Fri)
『告白』以来、なんだかんだ言って、湊かなえは読んじゃいますね
一貫して、表面からはわからない、人間の内面のどろっどろした部分を書く人で
それがちょっと強烈すぎて、読後感の気持ち悪さと言ったら。。。
だけど、それが病みつきになってしまうタイプの作家ですよね
内容(「BOOK」データベースより)
あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。そこには五年前の「事故」が影を落としていた。真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたというあずみと静香に手紙を送る―(「十年後の卒業文集」)。書簡形式の連作ミステリ。
電話でもメールでもなく、「手紙」なら、ずっと隠してた過去も吐露することができる。。。
・・・みたいなことが帯に書いてたような
ずっと手紙のやりとりだけで綴られていくので
あれこれ書いてるの誰だったっけ とか
受け取ってるのは誰だった なんてちょっと混乱あり
3部作になってて、それは1つ1つ独立した話だった。
あとで、実は、この人があの時のこの人だった、みたいなサプライズがあるのかと思った
手紙だと、こんな辛辣なことも書けるもんやろかと思いつつ
腹の探り合いが、読んでて(相変わらず)気持ち悪い
だけど、最後は、読後感が爽やかだったので、
そこだけは今までと違ったかな
「湊かなえ」って人が、いったいどんな人なのか
興味あるなぁ。。。
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